YouTube広告を見て申し込む前に知っておくべき現実
「デイサービスFCは“かなり有望”?
YouTube広告を見て気になった人が、申し込む前に必ず知っておくべき現実」
最近、YouTubeやSNSで
「デイサービスのフランチャイズ募集」
「介護業界の中ではかなり楽」
「この市場で稼ぎたい人だけ来てください」
といった広告を見かけませんか?
実は私も、正直ちょっと気になりました。
なぜなら――
- 高齢化は止まらない
- 国が関わる事業で安定していそう
- 不労所得に近い雰囲気すらある
でも、調べていくうちに分かったのは、
広告で語られている姿と、現実の間にはかなりのギャップがあるということです。
この記事では、
これから「やってみようかな?」と考えている人向けに、
良い面も、都合の悪い面も、包み隠さずまとめます。
結論を先に言うと
デイサービスは「需要はある」が、「楽に儲かる投資」ではありません。
むしろ多くの場合、
👉 投資ではなく“自分で働く事業”
なぜ「かなり有望な市場」と言われるのか?
- 高齢者は今後も増える
- 在宅介護を支えるデイサービスは必要
- 景気に左右されにくい
この意味では、市場がなくなることはありません。
ただし重要なのはここ👇
「市場が安定している」=「個人が儲かる」ではない
という点です。
広告があまり触れない“現実”
① 「楽」というのは、あくまで介護業界内比較
デイサービスは、
- 夜勤なし
- 医療行為ほぼなし
なので、特養や訪問介護よりは相対的に楽です。
でもそれは
❌ 一般的な事業として楽
❌ 片手間で回る
❌ 放置で儲かる
という意味ではありません。
② 最大のリスクは「人」
これは本当に大きいです。
- 職員が突然辞める
- 管理者がいなくなる
- 採用しても定着しない
1人欠けただけで運営が崩れる
というのが、デイサービスの現実です。
広告では
「本部がサポートします!」
と言いますが、現場に代わりに立ってくれるわけではありません。
③ 利益は思ったほど残らない
よくある収支イメージはこんな感じです。
- 売上:月300〜500万円
- 人件費:50〜60%
- 家賃・車両・水光熱費・消耗品
- ロイヤリティ(FCの場合)
結果、
👉 月に残るのは20〜40万円程度
(しかもオーナーが現場に入っている前提)
「投資としてお金が働く」モデルではありません。
フランチャイズ広告で見るべき危険サイン
もし広告で、こんな言葉が出てきたら要注意です。
- 「オーナーは現場に入らなくてOK」
- 「初年度から高稼働率」
- 「人件費40%以下のモデル」
- 「撤退率はほぼゼロ」
これは理想条件だけを並べた話で、
現実とはかなり乖離していることが多いです。
じゃあ、全部ダメなのか?
いいえ、向いている人もいます。
向いているのはこんな人
- 自分で経営に深く関わる覚悟がある
- 人のマネジメントが苦じゃない
- 収益だけでなく社会性も重視したい
- 短期回収を求めていない
逆に、
- 完全な投資として考えている
- 放置で回したい
- 本業が忙しく関与できない
という人には、かなり厳しいです。
「この市場で稼ぎたくない人はスキップしてください」の正体
この言葉、強くて魅力的ですよね。
でも実際は、
- 本部にとっては「かなり良い市場」
- 加盟者にとっては「覚悟が必要な市場」
という意味で使われていることが多いです。
煽り文句に違和感を覚えたなら、それは正常な感覚です。
まとめ:申し込む前に自分に問いかけてほしいこと
- これは「投資」か?「自分の仕事」か?
- 人が辞めたとき、自分は現場に立てるか?
- 赤字が1年続いても耐えられるか?
この問いに正直に答えた上で
「それでもやりたい」と思えるなら、初めて検討する価値があります。
最後に
YouTube広告やSNS広告は、
“入口を魅力的に見せるプロ”が作っています。
でも、
あなたの人生とお金を守れるのは、
冷静に考えるあなた自身だけです。
この記事が、
「勢いで申し込んで後悔する人」を1人でも減らせたなら、
それだけで書いた意味があります。
追記:ここまで読んでくれたあなたへ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
正直、この手の話はもっと煽った方がPVは伸びます。
「誰でも儲かる」「今がチャンス」「急がないと損」
…そう書く方が簡単です。
でも、それで誰かが後悔するのは、ちょっと違うと思っています。
このブログでは、
- 広告では語られない裏側
- 数字の都合ではなく、現実の都合
- 「やるべきか」だけでなく「やらない判断」
こういう視点を大切にしていきます。
もしあなたが今後も、
YouTube広告やSNSで気になるビジネスを見かけたとき
「これ、本当はどうなんだろう?」
と一度立ち止まりたいタイプなら、
このブログは、きっと役に立つと思います。
忘れた頃に、ふと思い出せるように。
次に“うまい話”に出会ったとき、
冷静に考える材料を、またここに置いておきます。
ぜひお気に入り(ブックマーク)に登録しておいてください。


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