【第2部】外国人労働・最低賃金・日本の未来|政治と個人は何を間違え、どう動くべきか

外国人労働者を増やすのは「是」か「非」か

結論から言うと、
短期的には是、長期的には条件付きで非です。

なぜ短期的には「是」なのか

介護、建設、農業、物流。
これらは今すぐ人がいません。

日本人だけでは回らない。
止めれば社会インフラが崩れます。

現実として、
外国人労働者なしでは成立しない。

ここは理想論では済みません。

なぜ長期的には問題なのか

問題は「使い方」です。

・低賃金前提
・定住させない
・キャリアを作らない

これは移民政策ではなく
都合のいい労働力の利用です。

結果として、

・賃金が上がらない
・自動化が進まない
・技能が蓄積されない

人手不足が“固定化”します。

最低賃金は上げるべきか?

答えは
上げるべき。ただし段階的に。

最低賃金は、
単なる労働問題ではありません。

・生活できない賃金は雇用ではない
・内需を支える経済政策
・社会インフラそのもの

市場任せでは、
日本の賃金は上がらないのです。

「中小企業が潰れる」問題について

これは事実です。
潰れる企業は出ます。

しかし、

低賃金でしか成り立たない企業を
永久に守ることは不可能です。

重要なのはセット政策。

・社会保険料の軽減
・投資補助
・価格転嫁の後押し

最低賃金だけ上げて放置すれば失敗します。

この先、日本はどうなるのか?

未来は3つのシナリオに分かれます。

① 現状維持シナリオ

・外国人労働を増やす
・賃金は上げない
・物価だけ上がる

結果:
ゆっくり貧しくなる

② 構造改革シナリオ

・最低賃金引き上げ
・質重視の外国人労働
・生産性の低い企業は淘汰

結果:
一時的な痛みの後、
持続可能な社会へ

③ 分断シナリオ(最悪)

・都市と地方の格差
・外国人労働者の固定化
・不満の蓄積

結果:
静かに壊れる社会

☆政治は何を間違えたのか?

30年間、
問題を直さず「時間を買い続けた」。

改革を先送りし、
誰も怒らせない政策を選び続けた。

そのツケが、
今まとめて来ています。

個人はどう生きるべきか

冷たいですが、現実です。

・国が何とかしてくれる時代は終わった
・一社依存、一地域依存は危険
・代替されにくいスキルを持つ

動いた人から抜けていく。
これが今の日本です。

最後に|まだ選択肢はある

日本は、

急には壊れない。
でも何もしなければ、確実に弱る国。

全員が幸せになる道はありません。
それでも——
自分と周囲を守る道は、まだ選べる。

ここが分岐点です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました