私が「判断軸」を手に入れるまでの話
前回の記事では、
コミュニケーション塾の無料相談会で感じた
「説明しづらい小さな違和感」について書きました。
今回はその続きです。
正直に言うと、
私はこの時点でもまだ迷っていました。
- 塾長の経歴は申し分ない
- YouTubeの内容も、確かに他と違う
- 実際の女性とのやり取り動画もある
- 本も3冊すべて購入した
それでも、
「なぜか決断できない」自分がいた。
そこで私は、一度立ち止まり、
“信頼できるかどうかを感覚ではなく、構造で判断する”
というフェーズに入ることにしました。
なぜ「すごい経歴」だけでは判断できないのか?
まず整理したのは、ここです。
塾長の経歴は、正直すごい。
- 国公立大医学部卒
- 予備校講師として圧倒的な支持
- 東京大学大学院で脳科学を専攻
- NLP資格取得
- 全国規模のアカデミー運営
- YouTube登録者3万人超
これだけ並ぶと、
「信用しない理由がない」ように見えます。
でも、無料相談会で私が体験した認定講師の現実はこうでした。
- 音声が途切れ、聞き取れない場面が多い
- 氷の音や生活音が入り込む
- 質問への回答が曖昧
- NLPや手法の説明が浅い
- 会話の添削が担当者が塾長本人か不明確
ここで気づいたんです。
経歴と、今自分が受けているサービスの質は、別物だ
ということに。
「話がうまい人」より見るべきポイント
この違和感を言語化する中で、
ある結論にたどり着きました。
信頼できる指導者かどうかは
「話がうまいか」ではなく
「こちらの話をどう扱うか」で決まる。
具体的に見たポイントは、次の5つです。
① 質問を“そのまま”返さないか?
信頼できる人ほど、
こちらの質問にすぐ答えません。
まず、こう聞き返してきます。
「それって、◯◯という理解で合っていますか?」
これは、
質問の前提を一緒に整理しようとしている証拠。
逆に危険なのは、
- すぐ結論を言う
- 抽象論で押し切る
- 質問の意図をズラす
こういう場合、
こちらの思考は整理されず、
「なんとなく納得した気分」だけが残ります。
② 違和感や抵抗感を“否定しないか?”
良い指導者は、
- 抵抗感
- 違和感
- 苦手意識
を 「重要な情報」として扱います。
危険なのは、こんな言葉。
- 「それは思い込みです」
- 「覚悟の問題ですね」
- 「多くの人はできます」
これは指導ではなく、
判断力を奪う方向に働きます。
③ 再現性の説明があるか?
信頼できる人は、
自分の武勇伝を語りません。
語るのは、
- どんな条件なら再現できるか
- 誰には向かないか
- 失敗したケース
逆に、
- 塾長のストーリーばかり
- 「感覚で」「場数で」
- カリスマ性に依存
こうした話が多い場合、
その人がいないと成立しない手法である可能性が高い。
④ 無理に決断させないか?
本当に信頼できる人ほど、こう言います。
「持ち帰って考えてください」
「今決めなくても大丈夫ですよ」
危険なのは、
- 「今決めた人が多い」
- 「8割が即決しています」
- 値上げを強調して焦らせる
今回のケースでも、
「2月に15万、4月にさらに15万値上げ予定」
という話が出ていました。
これはマーケティングとしては普通ですが、
判断を急がせる材料にはなる。
だからこそ、
焦って決める必要はありません。
⑤ 所作・環境が整っているか?
これは能力以前の話です。
- 通信が安定しているか
- 音・間・話し方が丁寧か
- 水を飲む時に一言断るか
ここが雑な人は、
指導も雑になる可能性が高い。
NLP系サービスで必ず聞くべき質問リスト
今回、私は
「次に相談するなら、これだけは必ず聞こう」
という質問リストを作りました。
そのまま使えます。
Q1. どのNLP団体・流派ですか?
最低限、
- 協会名
- 系譜
- Practitioner / Master / Trainer のどれか
が説明できない場合は要注意。
Q2. NLPはどの場面で使いますか?
良い答えは、
- 会話分析のここ
- 感情整理のここ
- フィードバック時の補助として
危険なのは、
- 「すべてに使います」
- 「潜在意識を変えます」
ブラックボックス化の兆候です。
Q3. NLPを使わない場合もありますか?
この質問、かなり効きます。
- 「あります」「向かない人もいます」 → 安全
- 「全員に有効」 → 危険
Q4. NLPで失敗したケースはありますか?
信頼できる人は、
- 使いすぎた例
- 合わなかった人
を具体的に話せます。
「失敗はありません」は赤信号。

最後に:今の自分にとって最重要な判断基準
今回、私が一番大事だと感じた基準はこれでした。
「この人と6ヶ月、定期的に話して疲れるか?」
- 疲れる → NG
- 思考が整理される → OK
- 自分を責めなくなる → OK
成長より前に、
消耗しないことが最優先です。
まとめ
ここまで考え、
違和感を言語化し、
判断軸を持てた時点で、
もう
**「雰囲気で高額講座を申し込む側」**ではありません。
次のフェーズは、
- 危ないものを避ける
- 本当に合うものを選ぶ
です。
次回は、
「塾に頼らず、低リスクでコミュニケーション力を伸ばす現実的な方法」
について書く予定です。
同じように迷っている方の
判断材料になれば幸いです。

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